J.J. Johnson - Blue Trombone (CL 1303) 1959 US Columbiaオリジナル盤
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J.J. Johnson - Blue Trombone (LP)
LP / Columbia / CL 1303 (US Orig.)
1957年録音、1959年発表。それまで構造上バラード向きとされていたトロンボーンという楽器を、サックスやトランペットと対等に渡り合えるファストバップの主役へと引き上げ、「モダン・トロンボーンの祖」としてジャズ界に君臨した天才、J.J.ジョンソン(J.J. Johnson)。本作は彼が名門コロムビア(Columbia)に吹き込んだ数あるカタログの中でも、彼の楽器本来の豊かな歌心と驚異的なテクニックを最もピュアに堪能できる、ワンホーン・カルテット編成による屈指のハードバップ大名盤です!
本作をジャズ史に残る最高峰のワンホーン・アルバムに仕立て上げている最大の要因は、J.J.を全面的にバックアップするリズム・セクションの、文字通り“破格”の豪華さにあります。ピアノには「名伴奏者」として全ジャズマンから絶大な信頼を寄せられた名手トミー・フラナガン(Tommy Flanagan)、ベースにはマイルス・クインテットをはじめ黄金期のハードバップを支え続けたポール・チェンバース(Paul Chambers)、そしてドラムにはモダン・ドラミングの基礎を築いた巨頭マックス・ローチ(Max Roach)を配置!このジャズ史の頂点に立つ3人が鉄壁のボトムを形成したことで、スリリングでありながらも極めてエレガントで軽快な、極上のスウィング空間がビルドアップされています。
収録曲も、J.J.ジョンソンのスマートなアレンジセンスと、メンバー各人の閃きに満ちたソロが冴え渡る好テイクの宝庫です。なかでも、リチャード・ロジャース作のスタンダードを快活なテンポで料理した「Hello, Young Lovers」は、フラナガンの端正なピアノに導かれ、J.J.がまるでサックスのように滑らかなスライド捌きでスピード感溢れるフレーズを繰り出す、快感度抜群な極上スウィング・チューン!一転して、アルバムのタイトルにもなったオリジナル・ブルース「Blue Trombone」では、チェンバースの重厚なウォーキング・ベースに乗って、トロンボーン特有のふくよかで哀愁を帯びたディープなトーンを存分に響かせるなど、どこに針を落としてもため息が出るほどの完成度を誇ります。