Chick Corea - Return To Forever (ECM-1022) 1972 US ECMオリジナル盤

Chick Corea - Return To Forever (ECM-1022) 1972 US ECMオリジナル盤

Chick Corea - Return To Forever (LP)

LP / ECM Records / ECM-1022 (1972 US Press LP)

1972年発表。マイルス・デイヴィス・グループでの革新的なプレイを経て、ジャズ界を代表する稀代の天才ピアニスト/コンポーザーとして音楽史にその名を刻んだチック・コリア(Chick Corea)。本作は彼が自身の伝説的グループの母体となるグループ名を冠して1972年に名門ECMから発表した、ジャズ、ラテン、ブラジリアン・ミュージック、そしてエレクトリック・サウンドを高次元で融合させた、フュージョン〜クロスオーヴァー史における不朽の名盤です!

本作を音楽史における唯一無二の聖典たらしめている最大の魅力は、チック・コリアが奏でるフェンダー・ローズ(エレクトリック・ピアノ)の、どこまでも優しく、そして幻想的なまでに美しい「柔らかなサウンド」にあります。それまでの硬派なアコースティック・ジャズの概念を鮮やかに飛び越え、南国のそよ風のような爽快感と、どこかスピリチュアルな浮遊感をビルドアップ。レコーディングには、ブラジルが誇る伝説の歌姫フローラ・プリム(Flora Purim)の透き通るようなスキャット/ボーカル、そして天才パーカッション奏者アイアート・モレイラ(Airto Moreira)の多彩な打楽器、ジョー・ファレルのフルート/サックス、スタンリー・クラークの強靭なベースが参加。この奇跡の布陣による緻密で躍動感あふれるアンサンブルは、70年代以降のジャズ〜フュージョン・シーンの明確なサウンド的指標となりました。

収録曲は、一針落とした瞬間から美しい楽園へと誘われるかのような、ジャズの枠を超えて愛され続ける名曲のオンパレード。何と言ってもハイライトは、チック・コリアの生涯の代表曲であり、熱烈なラテン・グルーヴが炸裂する至高のインストゥルメンタル・ナンバー「La Fiesta(ラ・フィエスタ)」!弾けるエレピのフレーズと情熱的なホーン、 trenches そしてアイアートのパーカッションが一体となって押し寄せるカタルシスはまさに圧巻です。さらに、フローラ・プリムのチャーミングな歌声と爽やかなエレピのトーンが完璧に調和した「What Game Shall We Play Today(今日のゲーム)」など、どこを切り取っても捨て曲一切なしの完璧な世界観が構築されています。

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