Bobby Hutcherson - Happenings (BST 84231) 1974 US Blue Note盤
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Bobby Hutcherson - Happenings (LP)
LP / Blue Note / BST-84231 (US Press)
1967年発表。ミルト・ジャクソンらが築いたモダン・ジャズ・ヴァイブの伝統を受け継ぎながらも、モダン・ジャズの最先端であった「新主流派(ポスト・バップ)」のシーンにおいて、独自のクールでアヴァンギャルドな感性を爆発させた天才ヴァイブ/マリンバ奏者、ボビー・ハッチャーソン(Bobby Hutcherson)。本作は彼が1966年に録音し、翌年に名門ブルーノート(Blue Note)の4000番台(BST-84231)から発表した、彼の全キャリアの中でも一際美しく気高い輝きを放つ、初期を代表する不朽の歴史的大名盤です!こちらはUS Blue Note盤LPでの入荷となります。
本作の最大の魅力であり、ジャズ・リスナーが息を呑むポイントが、ハッチャーソンの生涯の盟友であり、ジャズ界の至宝であるピアニスト、ハービー・ハンコック(Herbie Hancock)が全面参加している点にあります。さらにボブ・クランショウ(b)、ジョー・チェンバース(ds)という、当時のポスト・バップ・シーンを支えた最強の鉄壁カルテットをビルドアップ。ハンコックのリリカルで知的なピアノのコード・ワークと、ハッチャーソンが奏でるクリスタルなヴィブラフォンの響きが完璧にシンクロし、モード・ジャズが到達した一つの究極の空間美を提示しています。
収録曲には、まさにこの布陣でしか成し得なかった奇跡の名演が並びます。何と言ってもハイライトは、ハンコックが自身の不朽の名盤『Maiden Voyage』で発表した世紀の大名曲「Maiden Voyage(邦題:処女航海)」の極上カヴァー!作曲者本人のエレガントなピアノのバッキングに乗せて、ハッチャーソンのヴァイブが瑞々しく、そしてどこかミステリアスなメロディラインを紡ぎ出す様は、オリジナル・バージョンとはまた一味違うエキゾチックな叙情性を醸し出しており、鳥肌ものの美しさです。さらに、ハッチャーソン自身の筆による、アグレッシブな「Aquarian Moon」や、独自の美学が貫かれた「Rojo」など、全編にわたって漂う独特の「緊張感」とコズミックな「浮遊感」は、まさにボビー・ハッチャーソンが描き出す唯一無二の芸術世界そのものです。