雪村いづみ + 服部良一 + キャラメル・ママ - Super Generation / Columbia LZ-7026
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1974年発表。日本のポピュラー音楽の礎を築いた巨匠・服部良一、昭和を代表する稀代のエンターテイナーであり抜群の歌唱力を誇る歌姫・雪村いづみ、そして細野晴臣、鈴木茂、林立夫、松任谷正隆という当時の最先端サウンドを担っていた伝説のグループ「キャラメル・ママ(後のティン・パン・アレー)」。この世代やジャンルの垣根を鮮やかに飛び越えた、日本音楽界を代表する天才たちによる貴重極まりないコラボレーション作品にして、邦楽ポップス史に燦然と輝く歴史的金字塔です。今回は1974年の大変貴重な国内オリジナル盤(LZ-7026)での入荷となりました。
本作の最大の聴きどころは、誰もが知る「東京ブギウギ」や「胸の振子」、「一杯のコーヒーから」といった服部良一による往年のジャズ・歌謡曲の名曲群が、キャラメル・ママの魔法によって、極めて洗練された都会的なニューミュージック〜シティ・ポップのグルーヴへと見事にリメイクされている点にあります。雪村いづみのダイナミックかつ憂いを帯びた円熟の歌唱と、キャラメル・ママが紡ぎ出すタイトで瑞々しいファンキーなアンサンブルの絡み合いは、今聴いても新鮮な驚きと多幸感に満ち溢れています。
戦前・戦後のジャズ/ポップスのDNAが、70年代のニューミュージック・シーンと完璧に共鳴し、新たなポップスの地平を切り開いた本作。当時のコロンビア盤ならではの、中低音の豊かな厚みと歌声の生々しさは、アナログレコードというフォーマットで聴いてこそ本当の真価を発揮します。シティ・ポップのルーツを探るリスナーはもちろん、すべての日本の音楽ファンに針を落としていただきたい、永遠のマスターピースです。