しつこく買付中07/04/14

今日は少々早起きしてニュージャージーのレコード・ショウへ。 IMG_1962.jpg まずまずの賑わい。出物もそこそこあり早起きした甲斐あった。 IMG_1965.jpg そのご約2年ぶりにマンハッタン上陸。観光客で大賑わいで活気にあふれた街をぶらぶらしながらレコード屋を数件訪ねる。 プラスの気が充満しきったような街の雰囲気に「やっぱNYはテンションあがるなー。たまに来てみてもいいナ」などと思ったのもつかの間、駐禁切られ罰金$65、帰りは大渋滞に巻き込まれスムーズに行けば30分たらずの道のりを2時間かけてホテルに帰着。「やっぱりNYは面倒くさい街だナ」とあらためて実感した次第。 IMG_1970.jpg ユニクロSOHO店。なかなか流行ってましたよ。 ジャマイカン・ファンク・リイシュー7インチ、P-VINEのジャズ・ファンク〜スピリチュアル・ジャズ系バックカタログなど多種入荷しています。 The Boris Gardiner Happening/Ghetto Funk -7// リー・ペリー率いるアップセッターズの要としても活躍したベーシストが自己名義で吹き込んだジャマイカン・ファンク名曲!ブッカーT.&MG’sのMelting Potを思わせるギターのカッティング、極太ベースラインが激ファンキーなインスト・チューン。コレは渋い。Side-Bは宇宙をテーマにしたノベルティっぽいファンキー・ロックステディ。オルガンに施された絶妙なエコーがスペイシーかつまぬけで良いです。 Conjunto 3D/Muito Na Onda// ブラジリアン・ソフト・ロック好きにはおなじみの天才ピアニスト兼編曲家アントニオ・アドルフォが、自らのピアノ・トリオ、O Trio 3Dを発展的に解消し結成したグループがこのCojunto 3D。女性ヴォーカル二人をフィーチャーした結果、ずいぶんとポップスへ歩み寄った作風になっていますが、それが大正解!!E Preciso Cantar、Rodaといったブラジリアン・クラシックスの素晴らしいヴァージョンを収録。コール・ポーター・メドレーI’ve Got You Under My Skin/Night And Day、ハンコックWatermelon Man などアメリカのジャズ・スタンダードに貪欲に取り組む姿勢も彼ならでは。ブラジリアン・ソフト・ロックの最高峰のひとつと断言できるでしょう。レア盤故に嬉しいリイシューです。EMI-AMAZON正規限定再発盤。音も文句無し! Cynthia Richards/Jungle Fever -7”// ジャマイカの女性シンガー、シンシア・リチャーズのレア・シングルの復刻盤!SIDE-Aはチャカチャス”Jungle Fever”のカヴァー!原曲の魅力そのままの好カヴァーです。SIDE-B”Clean Up Woman”はいかにもカリブものらしい、いなたさが素晴らしい好ヴァージョン。両面ファンキーなのでレゲエ・ファンもレア・グルーヴ・ファンもぜひ聴いてみてください。 Deloris Ealy & The Roadrunners Band/It’s About Time I Made A Change -7”// ケニー・ドープのミックスCD「Soul Trippin’」にフィーチャーされていたベイ・エリアのレア・ファンクの傑作がUKのレーベルから45s復刻!女性ヴォーカルがド迫力!オススメ!SIDE-Bも某英国のコンピ・シリーズに収録されていたファンク・チューン。ファルセット気味のヴォーカルと荒々しいギターがかっこいいファンク・チューンです! 400 Years Of What/Get Down People -7”// ケニー・ドープ主宰のDopebrotherによる45s復刻シリーズ、今回はシンシナティのCounterpartなる小レーベルからリリースされていた激レア・ファンク・チューンをフィーチャー!SIDE-A”Get Down People”はBMP早めの突き進むビートと荒々しいギターが強烈な熱いファンク・チューン!SIDE-B”Do What You Like”はロウな質感が最高なダーティーなファンク。両面オススメ! Harold McKinney/The Creative Profile -CD// Tribeの名盤の数々に参加しているデトロイトをベースに活動したキーボーディスト、ハロルド・マッキニーの唯一のアルバム。強力なブレイク・ビーツと美しいコーラスに導かれるダンス・ジャズ・チューン”Ode To Africa”、ファンキーな”Freedom Jazz Dance”のカヴァーなど、Tribeの作品の中でも、その黒さ、完成度で群を抜く一枚です。このエディションのみシングル・オンリーでリリースされていたトラック2曲をボーナストラックとして収録。全てのブラック・ミュージック好きにオススメ!国内盤。 J.C. Davis/A New Day -7”// もの凄いドラム・ブレイク入りのレア・ファンク・クラシック、J.C. Davis”A New Day”が45s復刻!音も良くて素晴らしいです。カップリングは黒田大介氏「Kickin’ 2」に収録されていた激レア・マイアミ・ファンク。こちらもドラムのブレイクが凄い!! Karin Krog/Joy -CD// 68年オスロ録音の傑作アルバム。ヤン・ガルベレクをはじめとする北欧のミュージシャンたちを従えての圧倒的なパフォーマンス。アネット・ピーコック作の”Mr.Joy”、奔放なスキャットとスピリチュアルな演奏が凄まじい”karin’s Mode”、”Maiden Voyage”など素晴らしいです。ユーロピアン・ジャズ名盤!国内盤。 Karin Krog/We Could Be Flying -CD// 渡欧中だったスティーヴ・キューン・トリオとの74年録音のアルバム。グルーヴィーなタイトル曲、キューン自身のヴァージョンが人気の”Meaning Of Love”、ジャズ・サンバ風の”Raindrops Raindrops”などオススメ!彼女の最高傑作のひとつであることはもちろん、数あるヨーロッパのジャズ・ヴォーカルものの中でも、その独創性においてひときわ輝きを放っているのではないでしょうか。オススメ!国内盤。 The Mohawks/Pepsi -7”// “The Champ”でおなじみのUKで活動したグループ、Mohawksによるオルガン・ファンク・チューン!オススメです!SIDE-B”Mony Mony”はよりビート速めのグルーヴィー・パーティー・チューン!こちらも踊れて素晴らしい!両面オススメ The Monks(The Mohawks)/Rock Me -7”// The Monks=Mohawksによるアレサ・フランクリン”Rock Steady”カヴァー!ドラムがファンキーで素晴らしい!オルガンのメロディも独特でいい味だしてます。SIDE-Bはローランド・アルフォンソによる”Hip Hug Her”のカヴァー。こっちもファンキーで良いです! Penny Goodwin/Live -CD// 「Portrait Of A Jemini」が人気のシンガー、ペニー・グッドウィンの未発表ライヴ音源のCD化作品。今作、「Portrait Of A Jemini」、そしてCelesteからCD復刻されたラファエル・チコレル「I’m In Love With You」で演奏を担当していたレイ・タブスが所有していた音源だそうです。グルーヴィーな”On A Clear Day”、メロウネスがたまらない”Day Dreaming”、「Portrait Of A Jemini」にも収録されていた「What’s Going On」などオススメです。ジャズ・ヴォーカル・ファンはもちろんニュー・ソウルあたりを好む方にもオススメ!国内盤。 Phirpo Y Sus Caribes/Comencemos -7”// キラー・コロンビアン・ファンク!!同時リリースのコンピ「Colombia!」には収録されなかったスーパー・チューンが45sのみで復刻!!これは凄い!こんなのあるんですねー。SIDE-Bはコンピ・アルバムにも収録されていたエキゾチック・チューン。東洋的でもありアフリカ的でもある雰囲気が最高!両面最高です!! Shamek Farrah And Folks/La Dee La La -CD// Starataでの2枚のアルバムが人気のサキソフォニスト=シャメック・ファラーが80年にNYのRAからリリースしていた3rdアルバム。ブラジリアン・リズムを用いたダンス・ジャズ・チューン”Waiting For Marvin”、コーラスに導かれる壮大なスピリチュアル・チューン”La Dee La La Song”などオススメです!スピリチュアル・ジャズ好きは必聴!国内盤。
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