Idris Ackamoor / アイドリス・アカムーア / Music Of Idris Ackamoor 1971-2004 -2CD (EM1062DCD)

新品・CD

■プレス国：JPN

■レコード：SLD（新品シールド）

■ジャケット：SLD（新品シールド）

なんの因果かエム・レコードと奇跡的な邂逅を果たしたザ・ピラミッズ。首謀者のアイドリス・アカムーアの音楽遍歴を網羅する超大作アンソロジーが遂に登場！オハイオ州の片田舎の大学で最初のグループを組織した彼が、奨学生としてアムステルダム〜パリ〜そしてアフリカを巡り、再びオハイオへ、そして現在の拠点となっているベイエリアへと至る道中を音源で辿るような構成。スピリチュアル・ジャズ・マニア垂涎のマトである３枚の伝説的なアルバムからのマテリアルに加えて本人所有の貴重な未発表録音を発掘収録。
　アフリカ音楽からの影響を未消化のまま、衝動の赴くまま、はき出した感のある初期音源（Disc-1)、よりアフリカ度を高めた轟音アフロ・ジャズを展開するDisc-2前半、ピラミッズ解消後、心の平静を得たかのような、ロニー・リストン・スミスばりに穏やかな音楽性に驚かされるDisc-2後半、とアカムーアの音楽遍歴を網羅する内容。

自らのルーツ（アフリカ）により意識的なサウンド、アティテュードを標榜したスピリチュアル・ジャズ勢のなかでも実際自らアフリカに乗り込んでいったアーティストは数少ない。そんな本物志向の彼らが奏でるアフロ・サウンドがジャズ的魅力に満ちているのはやはりアメリカというフィルターをとおしているからなのでしょうか。同時期にアフロ指向を顕わに音楽活動を繰り広げたコルトレーン、ファラオ・サンダース、プランキー（JUJU)そしてSun Raらと共振するアフロ・スピリチュアル・ジャズ。強力な２枚組。

DISK-1
1.The Collective / The Shepherd's Tune (1971)
2.The Pyramids / Land of Eternal Song Suite Part 3 (1972)
3.The Pyramids / Lalibela (1973)
4.The Pyramids / Masenko Nights (1973)
5.The Pyramids / Ya A Ya A (1973)
6.The Pyramids / The River Ganges (1973)
7.The Pyramids / Mohgo Naba (1974)
8.The Pyramids / Queen of the Spirits Part 3 (1974)

DISK-2
1.The Pyramids / Aomawa (1976)
2.The Pyramids / Birth/Speed/Merging (1976)
3.The Pyramids / Black Man of the Nile (1972)
4.Idris Ackamoor and Margaux Simmons with King's Drummers of Tamale, Ghana / Africa (1973)
5.Idris Ackamoor Quartet / Spiritual Rebirth (1978)
6.Idris Ackamoor Quartet / Topanga (1997)
7.Idris Ackamoor Ensemble / Centurian (2000)
8.Idris Ackamoor Ensemble / Cubana (2004)